ペットとの暮らし方｜総合ペットショップ[PET FOREST]

カブト虫の飼育方法

現在日本では国産・外国産のカブト虫、その多くの種類を飼育出来ます。

ここでは基本的な種類の成虫の飼育方法を説明いたします。

種類によっては特殊な環境を用意する必要のある種類・厳密な温度管理が必要になる種類もいます。詳しくはスタッフまでお問合せ下さい。

昆虫飼育に必要な物

プラスチックケース・・・市販されている昆虫用のプラスチックケースで問題ありません。
昆虫の大きさによって選んで下さい。目安としては昆虫が足を伸ばした状態で回転してケースに触れないぐらいが最低サイズの目安です。
虫除けシート・・・市販の虫除けシートが便利です。飼育ケースにコバエ等の不快害虫の侵入を防ぐだけでなく、湿度保持や・ニオイ防止にも役に立ちます。
床材・・・成虫用の床材や小動物用の広葉樹でできた物がおすすめです。
成虫を管理するのみの際はこれらの床材を使用して管理するのがおすすめになります。湿度保持にも、手入時も便利です。
足場・・・昆虫が捕まったり・隠れたり・ひっくり返った時の足がかりとして。
大きな木のタイプの足場を入れるより空間を広く使え、裏に隠れる事も出来ます。また、昆虫はひっくり返ってしまうと足がかりが無いと自分で起き上がることが出来ません。ひっくり返った時の足がかりとしてしっかり足場を入れておきましょう。
昆虫ゼリー・・・成虫の餌です。質の良いゼリーをしっかり与えましょう。
昆虫（成虫）が活動・産卵するためのエネルギー源として重要です。
あまり水分の多いゼリーを沢山与えると体調を崩してしまう事もあります。また、質の良いゼリーは昆虫が長生きするだけでなく、繁殖させる時にも重要になります。繁殖まで考えているのであれば、日頃の管理から質の良いゼリーを与えましょう。

日頃の世話

カブト虫は基本的に暑さに弱い昆虫です、大体23℃～27℃までの間であまり温度変化しないように管理して下さい。適度な湿度も必要なので床材が乾かないように適度に霧吹きをして下さい。

昆虫ゼリーは常に食べれる状態のものを入れておいて下さい。表面が乾燥していたりするとゼリーを食べる事が出来なくなります。毎日チェックして乾いていたり、少なくなっていたら交換してあげてください。

（昆虫ゼリーの目安は1匹に1個用意できれば問題ありません）

床材も排泄物で汚れてニオイがしてきたりした時は交換して清潔な環境を保ってください。

外国産の昆虫は絶対に野生に放さないで下さい。一度購入した昆虫は最後まで飼育しましょう。森や林で採集してきた昆虫を放す際は必ず同じ場所に放してあげましょう。